基本情報
188쪽 152*215mm 289g ISBN : 9791191126303
本紹介
劇場アニメ「さらば、戦内!」の原作『さらば、戦内!』、フランスで翻訳出版された『探偵カーンのすごい冒険』、『ふしぎな町へ遊びに来てください!》 》 などの明朗漫画で子供たちに愛されてきたハ·ミンソク作家が奇異で暗い話を集めて出版した。作家の明朗漫画が子供たちの夢と冒険、笑いを描いたとすれば「機動物記」は子供たちの悪夢と不安、恐怖を描いている。ぞっとするほど余韻が残るこの子供漫画は、読書のユニークな面白さと考えの深さをプレゼントするだろう。
この本には「タヌキ洞窟」、「キバノロ道路」、「亀テント」、「カエルボールペン」、「代わりに店と猫仮面」の5編の「気動物物語」が盛り込まれている。「気動物」は主に動物の名前がついた事物や空間に現れるが、13歳以下の子供たちの前にだけ姿を現す。機動物は幽霊や妖怪とは違う恐ろしい存在であり、子供たちの不安な心を食べて生きている。
周りの子供たちを見ると愛らしくて楽しそうだ。しかし振り返ってみると、私たちの子供時代が明るくて楽しいだけではなかった。大人もまたその時代を過ぎてきたが、その時代の情緒を生々しく感じることはできない。それでこの漫画は特別だ。自分の幼い頃で明るかった部分を作って作った話が明朗漫画だったとすれば、「機動物記」はその頃暗かった記憶と会えば作られた話だ。
目次
プロローグ_5
タヌキ洞窟 _ 11
あまりにも後悔することがあり、時間を戻したいと思う時がある。ここにちょうど一週間前の時間に戻る方法がある。過去に戻りたければタヌキ洞窟に行ってみよう。
キバノロ道路 _ 33
曲がりくねった山道を歩いていたゴウンの乗用車の前にキバノロが飛び込んだ。運転していた父親がロードキルの加害者として追い詰められ、キバノロたちに捕まった。お父さんを救うなら、キバノロ裁判が開かれる前までに真実を明らかにしなければならないのに…···
亀テント_79
子供たちの不安は動物の良い餌食だ。特に悩みの多い子供の不安ほど、機動物にはおいしい餌になる。心が不安になると、周辺に機動物が現れることがある。その時、絶対に機動物の目を合わせてはならない。
カエルボールペン_95
ゴンウは偶然カエルの形をしたボールペンを拾った。家に帰ってからそのボールペンがカルカス銀河のカビル惑星から来た宇宙人クチュブーツであることが分かる。ゴンウはクチュブーツの頼みでボールペンの芯とノートを供給する代わりに、ゴンウの願いを叶えることにする。ゴンウはどんな願いをお願いしようか?
代わりに店と猫仮面 115
爪だけ切ってあげれば面倒なことをすべて代わりにしてくれる代わりに店がある。ところが代わりに店に出入りしていた人たちは一様に他人のように行動する。不思議に思っていたチョン·ミソは代わりに店の秘密を明かすために祖母から噛まれた猫の仮面をかぶるが…···
エピローグ_181
作家の言葉 _ 186
著者と翻訳者の紹介
ハミンソク(ジウン)
漫画家で子供雑誌「クジラがそうだった」に連載した「探偵カーンのすごい冒険」が「2021アングレーム国際漫画フェスティバル」で子供部門の公式図書に選ばれました。描いた本にシリーズ童話「天下無敵犬猫捜査隊」や「英雄ねずみまがわ」「鬼が盗んだ昔話」「さよなら、戦ウチ?」などがあります。
最新作:『機動物記』、『探偵カーン:ブリブリ団の襲撃』、『不思議な町へ遊びに来てください!2> …全50種