エバーランド動物園 (著者)、カンチョルウォン(エバーランド動物園) (文)、リュ·ジョンフン(エバーランドコミュニケーショングループ) (写真) シゴンジュニア 2021-07-20 ハードカバー136ページ 180*230mm 555g ISBN : 9791165796396
本紹介
韓国誕生1号の赤ちゃんパンダ、プバオのドタバタ成長期
幸せを与える宝物、プバオを通じて
純粋な幸せと喜びを味わってください!
赤ちゃんパンダの名前である「プバオ」は「幸せを与える宝物」という意味です。
名前の通り、赤ちゃんパンダのプーバオを見るとわからない幸せ感に浸りますよね。
無邪気で茶目っ気たっぷりの顔、
沸き立つ好奇心で木の上を登るかわいい身振り。
世の中を知りつつすくすく成長するプバオは
私たちに自然の余裕と幸せをプレゼントします。
★エバーランド動物園 赤ちゃんパンダ プバオの成長期を綴ったフォトエッセイ
赤ちゃんは絶対に愛らしいです。人であれ動物であれ、生まれたばかりの赤ちゃんは皆の心を武装解除します。まして大人になっても独特の可愛さで愛される動物、ジャイアントパンダの赤ちゃんはいかがでしょうか?
生まれた時から世間の関心と注目を集めた赤ちゃんパンダ!エバーランド動物園のパンダカップル、アイバオ(♀)とラバオ(♂)の間に生まれたパンダです。国内で初めて生まれた1号の赤ちゃんパンダという点で、私たちにとってより大きな意味として近づいてきます。
名前も全国民を対象に公募を行い、投票イベントを経て名付けられました。その名はまさにプバオ!「幸せを与える宝物」という意味です。その名の通り、プバオは生まれた瞬間から今まで多くの人に幸せを与えています。私たちはプーバオを通じて人と動物の共存が何かを学びます。また、赤ちゃんパンダがどのように生まれ育つかを近くで見守りながら、生命の誕生と成長の神秘さを改めて実感します。
通常、パンダは体重200g未満の未熟児状態で生まれ、初期生存率が低いです。もしかしたら100日まで耐えるのが奇跡かもしれません。フバオの幼児期に使用した嬰児布団、愛着人形、哺乳瓶、秤、体温計、そば枕などの品物を見れば、多くの飼育士と獣医が格別に世話をしていたことが分かります。幸い、プーバオは病気なく元気にすく育っています。絶えずいたずらをしてトラブルを起こしながらですね。
全国民が赤ちゃんパンダのプバオの叔母、叔父を自任するほど熱い愛を受けるプバオの人生を盛り込んだフォトエッセイは、1歳の誕生日を迎えるプバオに意味深い誕生日プレゼントになりそうです。
★ 赤ちゃんパンダとママパンダで覗く偉大な生命の驚異
世界のすべてが初めての赤ちゃんパンダ、プバオ!もぞもぞ梨の実をしていた小さなプーバオが母親の乳を飲みながらすく育つ姿を見ると、感心するばかりです。湧き上がる好奇心で周辺を観察し、パンダらしい姿を少しずつ整えていくプバオは私たちの子供たちの姿と非常に似ています。
では、ママパンダのアイバオはどうでしょうか?相葉も母親になるのは初めてです。初めてなので苦手で、赤ちゃんの世話に敏感になるしかありません。しかし、すぐに母親の母性愛が湧いてきます。誰かが教えてくれたわけでもないのに、ママパンダのアイバオは落ち着いてママの役割を果たします。赤ちゃんパンダを抱いて乳を飲ませ、抱きしめて寝ます。もちろん竹とタケノコを食べる時は食べることに集中しますが、フバオの行動を黙って見守りながら危険な時は怒鳴りつけ、そばで守り、遊びたい時は一緒に寝転がって思いっきり遊ぶようにします。
母親のアイバオと娘のプーバオが優しく木の上に横たわっていたり、座っていたり、遊んでいる姿を見ていると、生命と自然の道理から始まる平和さに穏やかな慰めを得ます。
★エバーランド動物園の鋼鉄園飼育士とプバオの交感を盛り込んだ特別な本
パンダという神秘的で驚くべき生命体に出会い、自然の偉大さに再び頭が下がります。動物が住めないところでは人間も暮らしにくいです。それで動物と人間が美しく共存する世の中のために、今日も悩み行動に移すことを考えます。
プロローグの中で
この本はパンダじいさんというニックネームを得たエバーランド動物園の鋼鉄園飼育員の淡々としたナレーションから始まります。単にジャイアントパンダの生態を示す写真集ではなく、フバオの成長期を温かい視線で描いていきます。絶滅危惧動物に指定されたジャイアントパンダを守るために努力する飼育士たちの血、汗、涙も一緒に溶け込んでいる本です。
フバオの隣で母親と同じくらい密着して過ごす鋼鉄園の飼育士は、197gで生まれたフバオが30kgをはるかに超えて成長するまで、毎瞬間を共にしました。そんな彼が聞かせてくれるプバオの話はまるで本当の祖父が孫娘を眺めるように愛情と愛がたっぷり込められています。鋼鉄園の飼育員とフバオが一緒に遊ぶ姿は、人間と動物の境界が全くないように見えます。自然の中で対等な存在として出会い、お互いに目つきと心で疎通し、大切にし愛する姿は多くの人々に深い響きと感動を与えてくれます。
★パンダの生きざまを捉えた美しい写真たち
この本はパンダの可愛さに魅了され、どんどん覗いてしまう写真でいっぱいです。赤ちゃんの顔のように丸くなったパンダの顔と体は、私たちの心まで丸くします。木に登ってぶら下がっても最後まであきらめないフーバオの執念に挑戦されたり、かなり大きくなった体にも高い木の上を軽く登る姿からは感嘆が自ずと出てきます。
エバーランドの広報チームで長い間写真を撮ってきたリュ·ジョンフン写真作家は、フバオの誕生から一緒に過ごしながら見逃しがちな赤ちゃんパンダの人生を几帳面にカメラに収めました。ある時は客観的な視線で、ある時は愛情のこもった心でフバオの毎日を撮った彼の写真にはパンダの人生がそのまま写っています。
フバオを通じて私たちはよく知らなかったジャイアントパンダの人生と向き合い、フバオの視線で世の中を眺める新しい経験をすることになるでしょう。その経験は私たちが忘れている地球、自然、生命、そして持続可能な人生について考えさせられるでしょう。
作家紹介
エバーランド動物園(ジウン)
エバーランド動物園は1976年にオープンして以来、数多くの人々が動物との交感を通じて忘れられない楽しさと感動を得る生態教育場としての役割を果たしてきた。エバーランド動物園には探検車に乗ってキリン、ゾウなどの草食動物やライオン、トラなどの猛獣動物に出会えるロストバレーやサファリワールドをはじめ、世界的な絶滅危惧種であるジャイアントパンダ、レッサーパンダに出会えるパンダワールド、アルバートスペースセンター、タイガーバレー、プパタウンなどがある。動物園の飼育員たちは、ここに住んでいる動物たちが元気に過ごせるよう、全力を尽くして動物たちの面倒を見る。
このような努力の結実でエバーランド動物園は2019年アジアで初めて米国動物園水族館協会(AZA)の正会員として国際認証を受け、以後も動物と人が共に幸せな動物園になるよう飼育技術および環境改善のために絶えず努力している。この本を通じて動物に対する生態情報だけでなく、動物たちと飼育士の間の友情と愛の中で繰り広げられる動物園の日常の姿がよく伝えられることを願う気持ちだ。
鋼鉄園(エバーランド動物園)(グル)
1969年7月18日、全羅北道(チョルラブクド)で生まれ、深い山奥で幼い頃を過ごした。家の前には小川が流れ、後ろには竹畑が屏風のように広がっており、自然に動植物と友達として過ごした。高校卒業後、動物園の飼育士として働くことになり、野生動物との真の同居が始まった。動物に対する専門知識に渇きを感じて大学で動物学を勉強し、動物と切っても切れない植物も知らなければならないので造園学を勉強した。類人猿を担当しながらは繁殖の難しさを克服したくて大学院で繁殖学を勉強した。
2016年、アイバオとラバオを担当し、「パンダパパ」というニックネームを得た。これまで積み上げた知識と経験をもとに実力のある色々な飼育士、獣医たちと一つのチームになってジャイアントパンダ繁殖に成功するようになり、そうして生まれた赤ちゃんパンダプーパウロによって今はパンダおじいさんと呼ばれている。
これまで多様な個性と特徴を持った動物たちに会って、彼らを理解し、世話する心構えを学んだ彼は、動物たちと深い交感を交わすために飼育士としての勉強を怠らない。
リュ·ジョンフン(エバーランドコミュニケーショングループ)(写真)
写真を専攻し、建築、経済、旅行月刊誌でフリーランスの写真作家として働いた。00年、三星エバーランド広報チームに入社し、これまで写真を撮る仕事をしている。テーマパークの祭り、エンターテインメント、アトラクション、飲食メニューや動物園、ゴルフ場、造園などに至る様々なコンテンツを写真で記録し、その写真の中に夢と愛、幸せ、ときめきの瞬間を盛り込もうとする努力を続けている。特に動物たちの多様な表情を盛り込んで、赤ちゃんの面倒を見る母親の母性や動物と交感する飼育士の真心を記録することに関心が高い。
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